ATSUYAなメール
その18
2005年5月27日

メールアドレスが変わりました。

親愛なる寺田さんへ、こんばんは。

実はだいぶん前にメールアドレスが変わっていたのですが、
自分でもなかなか覚えられず、お知らせするのが遅れていました。
情報産業の最前線で働いていながら、
実は機械やパソコンが嫌いなので、
もともと覚える気がないのもいけないのでしょう。
昔、陸マガに原稿を送るときも、パソコン通信かなんかが使いこなせないため、
○○さんに迷惑をかけたことを覚えています。
陸上の記録管理も手作業なので、
たとえば「今年度の県内高校男子5000mランキング表」なども、
ワードやエクセルを使えないため、
大会があるごとに追加、挿入していく「家内制手工業」のような作業をしています。
この方法は効率が悪く、とても面倒くさい作業なのですが、
自分の頭脳に記憶するにはとても適しています。

とはいえ、いまだにパソコンを十分に使いこなせず、
ブラインドタッチもできず、しかもデジタルカメラさえ持っていない私は、
マスコミの一員として働くには適していないのではないかと思います。
しかも、私は幼少のころから人見知りが激しい上、
旅行をはじめとする移動が大嫌いです。
この業界に入っていなければ、パソコンも使わず、人にも会わず、
移動もしなかったのではないか、と思います。
休日には自宅に引きこもり、音楽を聴きながら、本を読みます。
だれにも邪魔されず、ずっとそんな生活が送れたらなあ、
と希望しているのですが、
周囲は全く逆の性格の人間として、私を見ているようです。
不思議なもんですね。

しかし、こうも思います。
西脇工業や報徳学園でバリバリに活躍している選手たちに
長距離を始めた動機を尋ねると、
「ぜんそくで体が弱かったので」「いつも勝てない人がいたので」
「スポーツは何をやってもダメだった」といった返答が多く、
「幼少時から長距離では向かうところ敵なしだった」なんてコメントは、
ほとんど聞いたことがありません。
弱点の克服に全精力を傾けた結果、
その弱点が武器になる−というケースは、結構多いのではないでしょうか。

私は家を出るとき、「さあ、今から新聞記者だからがんばらないと」と気合を入れます。
出張などの移動時も、「自分が取材に行かなければ、
新聞に記事が載らないじゃないか」と
プレッシャーをかけながら現地に赴きます。
そうはいっても、新聞記者は楽しい仕事です。
寺田さんはいかがですか。
JRの脱線事故取材で忙しいため、
意味不明のメールになったことをお許しください。

新しいメールアドレスは
******@yahoo.co.jp
または
*******-**@****-np.co.jp
です。携帯メールは
**************-****@k.vodafone.ne.jp
です。
今度メールするときは、もう少し気の利いた内容にします。
それでは、おやすみなさい。

K新聞社社会部 O原A也


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